F. 弁理士試験

確信のない自信と、少しばかりのはったりと

中継を見終わって、弁理士の論文試験のことが思い浮かんだこの話ですが、

<サッカー>ブラジル優勝…2大会連続3度目 コンフェデ杯(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

なぜ思い浮かんだかというと、
前半までのアメリカの試合振りが、論文試験の自分と重なるところがあったのです。

この試合、前半終了まではアメリカが2-0でブラジルをリードしていました。
歯車がかみ合っていない雰囲気のあったブラジルと比べると、
アメリカには勢いもあって、確信とまではいかなくても、「ひょっとしたら・・・」
を感じさせるものがありました。

このあたりに、「まったく自信がない訳ではない」という確信のない自信があった
論文試験前の自分と似た部分を感じたのです。

しかし、試合はというと、後半早々にブラジルが1点入れたことで、
雰囲気が大きく変わります。
明らかにブラジルの勢いが強まり、
アメリカの選手からは自信を失ったような空気を感じるようになりました。

ブラジルの実力が姿を現したことも確かなのですが、
もう少しこういう部分があれば、という発想が思い浮かびました。

それは、

少しばかりのはったり

です。

具体的に言うと、

ブラジル(論文試験)がどうした。やれることをやるだけだ。

といった感じの考えです。
こんな考えが強かったら、後半は「蛇に睨まれた蛙」のようにも見えたアメリカが
もっと善戦(あわよくば、勝利)できたかも知れないと思えたのです。

最終合格した年の論文答練や模試でも、決して成績上位の常連ではなく、
FIFAランキングで例えたら、アメリカの順位よりも低かったはずの自分でしたが、
ブラジルのように「勝って(受かって)当然」という自信はないものの、
「絶対に負ける(落ちる)」という考えもありませんでした。

「裏づけもない、ただのはったり」となると、それはそれで問題だとは思いますが、

確信とまではいかなくとも、
勝つ(合格する)自信があるのならば、
少しばかりのはったりが、最後の最後で物を言うかも知れない。

そんなことを思い起こさせたアメリカ-ブラジルのコンフェデ杯決勝でした。

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時差の考慮

昨日は、
 「弁理士試験で問われても、実務では気にしなくなってしまう話」
でしたが、
今日は、その逆で、
 「実務では気になるが、弁理士試験では(たぶん)問われない話」
を思い起こさせるニュースを読みました。

松坂登板にWBCルールの壁 大リーガーのみ「50球以上は中4日」(産経新聞) - Yahoo!ニュース

一部引用します。

発端は見解の相違だ。日本側は時差を考慮して計算。ジャイアンツ戦が行われる米国時間の11日午後1時は、日本時間の12日で、(前回登板の日本時間7日から)中4日空くことになる。だが、WBC主催者側は、時差は関係なく日付を根拠に計算するため、(日本時間の)7日と(米国時間の)11日には中3日しかあいていないと判断したという。
※( )の中と太字は補いました。

同じではないのですが、実務で重要なパリ優先権主張の話が頭に浮かびました。
日本代表側のように、時差を考慮して日本時間に統一して根拠にすることはなく、
WBCルールと同様に現地時間の日付を根拠にして考えますので。

ただ、パリ優先権主張の場合、WBCルールと違って、日本人に有利に働きます。
というのも、アメリカの方が1日遅いということは、優先権主張の期限が
実質的に伸びることに繋がるのです。

 

ところで、時差の考慮というと、創英のニューズレター「創英ヴォイス」
4月発行予定の最新号で時差に関する記事を書きました。

創英のウェブサイトには載らない紙限定の記事ですが、
最新号発行後にこのブログで紹介しようかと思っています。

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エドフロニス中+3

普段の実務では、PCT国際出願とその国内移行出願を扱う機会が多くあります。

PCT(特許協力条約:Patent Cooperation Treaty)を理解するためには、
「特許協力条約に基づく規則」を知っておくことも大事です。

もちろん、「規則」には普段の実務と関わりがあるものが多くあります。
改正を把握しておくべき規則もあります。

 

しかし、(半ば言い訳ですが、、、)実務で気にする機会がないために、
弁理士試験が終わってしまうと、「あれ?改正されていたの??」
と思ってしまう規則もあります。

創英のウェブサイトにある「知的財産情報:知的財産TOPICS」を見ていたら、
そういう規則改正に偶然気が付きました。

 

平成21年1月に発効する特許協力条約規則(PCT規則)等の改正の概要

  1. 明細書の見出し、請求の範囲の番号の記載例(実施細則204の改正及び204の2の追加)
  2. 補充国際調査(規則45の2の追加、規則90及び90の2、手数料表、関連実施細則の改正)
  3. 国際公開言語(規則48.3(a)の改正)

 

出願様式に関する実施細則で、日本でも同様の改正があった1.は別として、
正直なところ、2.と3.はフォローしていませんでした。。。

 

受験生の頃、3.の国際公開言語は、

 エドフロニス中
 (英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、日本語、スペイン語、中国語

と語呂合わせで覚えたのですが、その後、アラビア語が追加されて、
今度は、ポルトガル語韓国語が追加されたそうです。

さて、この「+3」は、どうやって語呂合わせするのでしょうか?

 エドフロニス中、あ、ぽかん

とかですか???

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シリコンバレーで、著名人の話を聞く(その0)

ここ最近、様々な分野の著名人の話を生で聞いています。

内容は、特許、世界経済、イノベーションなど、大きな括りでは関連性が
あるものの、講演者は、

と様々です。

これから何回かにわけて、そのときのことを紹介しようと思ったのですが、
ニュースを見ていたら、シリコンバレーではなく、日本での講演を
紹介する記事が目にとまったので、「その0」として紹介します。

asahi.com(朝日新聞社):益川さん「勉強よりstudyを」 母校で語る - サイエンス

記事中にある益川さんの言葉で印象に残ったものを紹介します。

「学問は、より多くの自由を獲得するための作業だ」

「勉強という言葉には苦しみを強いる意味があって私は大嫌い。でも英語studyの語源には知る楽しみという意味がある。本来、知ることは楽しいこと。」

「重要なのは何をやるかではなく、その瞬間に大事と思うことに全力で取り組めるかということ」

「努力を惜しみなく傾注できる道を発見してください。そしてこの道は違うと思ったら、躊躇(ちゅうちょ)する必要はない。120%の努力を傾注してもなお楽しいなら、新しい道を進めばいい」

とても共感しただけでなく、どれも考えさせられる言葉です。

ただ、「あれ?」と思ったのが、見出しの一部にもなっている2つ目の言葉です。
ノーベル賞受賞決定時の記事でも取り上げたように、益川さんは大の英語嫌い
だったはず。その益川さんが、英単語を引き合いに出すとは。

そしたら、別の講演に関するこういう記事もありました。

asahi.com(朝日新聞社):「英語だめでも800点ある」母校で小林さん益川さん - 文化

大学受験時のことに関する質問で、やはりと言うべきか、

「英語(の配点)は200点。千点満点のテストだから、英語がだめでも800点あると思った」

と答えていらっしゃるのですが、まるで、自分の弁理士試験の時のようです。。。
ここまで極端ではなくても、短答試験ではいわゆる「捨て科目」がありましたので。
(本試験では予想以上に正解していたという裏腹な出来事はありましたが。)

 

益川さんの講演もシリコンバレーで聞いてみたいと思うのですが・・・、

asahi.com(朝日新聞社):益川さん帰国「平和の訴え聞いてもらえるようになった」 - ノーベル賞

授賞式が初の海外旅行で、その帰国後のインタビューに関するこの記事では、

「夏にストックホルムの白夜を見に行ってみたい」

と答えていらっしゃいますが、シリコンバレーには興味を持ってくれないでしょうか。

白夜ではないですが、夏はシリコンバレーも日が長いですし、
カラったした天気の中での太陽はなかなかのものですよ。
日中に外を出歩くには、サングラスが必要かもしれませんけど。

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旧正月と中国・韓国・台湾への特許出願

前回のつづきです。
そして、久しぶりに知財と弁理士試験が(いちおうは)絡む話です。

旧正月というと、中国・韓国・台湾への特許出願(意匠出願・商標出願でも)を
扱う人には、ちょっと厄介な時期です。

というのも、特許庁(又は、それに相当する機関)が長期休暇に入るからです。

もちろん、日本の特許庁も、正月を含む年末年始はお休みなので、
こう書くと、なぜ厄介なのかわかりづらいのですが、問題は太陽暦(グレゴリオ暦)
での旧正月の日付にあります。

リンク先のウィキペディアから引用すると、今年と前後3年の旧正月は次の通りです。

  • 2006年1月29日
  • 2007年2月18日
  • 2008年2月7日
  • 2009年1月26日
  • 2010年2月14日
  • 2011年2月3日
  • 2012年1月23日

一番早い2012年は1月23日ですが、一番遅い2007年は2月18日です。
毎年変わるというだけではなくて、変わる幅も大きいのです。
日本の年末年始も年によってお休み期間にズレはありますが、
ここまでの幅はありません。

なので、「旧正月の長期休暇は、2月初めぐらいだったかな。」という意識でいると、
「いつの間に?」とか、「まだだったの?」と思ってしまうことがあるのです。

さらに、中国、韓国、台湾で休みの期間は異なります。

 

ここで、本当の厄介の「素」は、中国の特許庁(中国国家知識産権局中国商標局
の開庁日です。
旧正月の長期休暇前後で、土曜と日曜が開庁日になる場合があるのです。

創英の所内専用ウェブサイトにある情報によれば、
今年の場合は、中国では、2009年1月25日(日)~31日(土)がお休みで、
1月24日(土)、2月1日(日)は開庁日だそうです。

この土日の開庁日が「大けが」の原因になる恐れがあります。

例えば、パリ条約上の優先権主張を伴う中国出願を考えると、
ポイントは、パリ条約4条C(3)のような取扱いです。

パリ条約4条C(3)
優先期間は、その末日が保護の請求される国において法定の休日又は所轄庁が出願を受理するために開いていない日にあたるときは、その日の後の最初の就業日まで延長される。

つまり、中国以外では、1月24日(土)、2月1日(日)が優先期間の末日でも、
その後の最初の就業日(日本ならば、1月26日と2月2日)になるのですが、
中国では、1月24日(土)、2月1日(日)のままなのです。

また、1月25日~31日に優先期間の末日が来るものは、期限が2月1日(日)に
なります。

こういったことを意識せずに、
 「末日が土日だから、大丈夫」
とか、
 「末日は休暇中だから、大丈夫」
と油断していると、優先期間を徒過してしまうという「大けが」があり得るのです。

弁理士試験でも、ある意味で当たり前すぎて注意しないパリ条約4条C(3)ですが、
実務的には注意が必要な場合もあるという話でした。

でも、この話、本当に大変なのは、2月1日(日)に出勤する中国の特許事務所の
人たちなのかも知れません。

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目的ではなく手段

あることに取り組むとき、それが「目的」なのか、「手段」なのかを区別するように
しています。
この区別が曖昧すぎると、方向性を失った行動をしてしまうと思っているからです。
(学生の頃の私を知っている人には、「また言ってるよ」と思われそうですが・・・。)

例えば、

 「弁理士になることは、目的だったのか、手段だったのか。」
 「英語を上達させることは、目的なのか、手段なのか。」
 「シリコンバレーで働くことは、目的なのか、手段なのか。」

といった感じです。

自分にとって、上の3つの例に対する答えはすべて「手段」です。

1つだけ「だった」と過去形で表現している「弁理士になること」はというと、
いくつかの目的のための「手段」でした。
私は弁理士になる前から特許に関連する仕事をしていましたので、その中でも、

 「活動範囲を広げて、仕事を充実させるためのチャンスが手に入る」

という側面について、「弁理士になること」に高い価値を置いていました。

なので、最終合格した後も、「やっと終わった」という気持ち以上に、
「やっと、ここまで来たか」という気持ちが強かった覚えがあります。

実際、その「手段」が今のシリコンバレーでの仕事に繋がってきているので、
「弁理士になること」に取り組んだのは良かったのかなと思っています。

 

その「目的」と「手段」の区別ですが、少し意外なところで同じような話を
見つけました。

首相、動画で「強く明るく」=麻生内閣メルマガ創刊号(時事通信) - goo ニュース

この記事の中で、麻生首相は

 「総理になることは目的ではなく手段だと強調」

したとあります。

麻生首相の政策に対する意見はここでは書きませんが、
少なくともこの考え方には共感できます。

 

さて、日本時間では明日10日から、弁理士試験の最後の関門である口述試験が
始まります。

受験する方は、いまは、最後の関門への突破に向けて試験準備に集中して、
今からでもできることをしっかりやっておくことが大事です。
(私も当日はかなり苦戦したので、当時を思い出すと冷や汗がでてきそうです。)

でも、口述試験が終わって、晴れて最終合格した後には、

 「弁理士になることは、目的だったのか、手段だったのか」

について、
すでに答えがある方も、そうでない方も、一度考えて見ると良いかもしれません。

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新幹線、止まる。

もちろんシリコンバレーに新幹線はありませんので、日本の話です。

5新幹線が4時間不通、立ち往生も…6万8500人に影響(読売新聞) - goo ニュース

リンク先には、年1回の国家試験を受けに上京したという会社員のコメントがあります。
立ち往生している新幹線の中では、どういう気持ちだったのでしょうか?

私が弁理士試験のときは、十分に余裕をもって会場入りできるようにしていました。

短答試験・論文試験の時は行きなれた場所だったので、何の不安もありませんでした。
口述試験の時は、本試験と同会場を使った練習会にも参加していたので、
やはり行き方に不安はありませんでした。
それに、当時は東京23区内に住んでいたので、会場への代替ルートもありました。

しかし、このニュースのように、群馬県安中市に住んでいる方が、当日の朝に移動で、
新幹線が止まったのがJR田端駅近く、時間は午前8時5分ごろとなると、
どうにも回避できない気がします。

この手の話は夢の中で出てくることはありますが、まさに悪夢。

会社員の方に、救済処置があるとよいのですが。

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法律と弁理士に興味を持つきっかけ作り

先日参加したネットワーキング・イベントでは、知的財産と関わりが少ない方も
いらっしゃったのですが、ボランティアとして参加していた学生の人には、

弁理士って、どういうお仕事なんですか?」

と聞かれました。

確かに自らを振り返っても、大学の頃は「聞いたことがある。」という程度でした。
中学・高校ぐらいまで遡ると、「法律を仕事にするなんて、興味がない。」
という理系志向でした。
理由は単純で、当時は、法律の「あいまいさ」が好きではなかったのです。

それが、大学の頃にその意識が少しずつ変わり、就職活動で第1志望に落ちた
という経緯もあって、偶然なのか、運命なのか、知的財産の仕事を始めました。

 

しかし、子どもの頃にこういう授業があったら、もっと早くに法律に興味を持つ
きっかけになっていたかも知れません。

asahi.com(朝日新聞社):「未来の裁判員」育てる「法教育」 学校で広がる - 社会 

裁判員制度には以前から関心を持っていたので、目に留まった記事でした。
※ちなみに、弁理士は裁判員にはなれません。 

しかし、恥ずかしながら、法律に関わる仕事をしているのに「法教育」という言葉は
知りませんでした。 

法教育とは? || みんなの知恵蔵 ( 時事問題、用語の意味を解説 )

 

さて、リンク先の朝日新聞の記事では、法科大学院の学生が「出張教室」に
取り組む姿が紹介されています。
興味深い話です。
授業を受ける子どもはもちろん、院生にもプラスになると思います。

 

出張教室ではありませんが、いま、弁理士の仕事を紹介する本の原稿執筆を
依頼されています。担当するのは5ページで、

「弁理士になってアメリカで働くという選択肢がある」
 とか
「海外ならでは」

といった内容を書くことになっています(うまく書けるか、不安はありますが)。

本は、高校生を含む初心者を対象としています。
将来、法教育を受けた高校生・大学生が本を読んだのをきっかけにして、

「弁理士って、特許・意匠・商標を扱うお仕事ですよね。興味あるんです。」

と、こんな感じで、法律と弁理士に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。

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最終合格した年の今ごろ

今年の論文試験の合格発表はいつだったかなと思って特許庁のサイトを調べてみたら、ちょうど1ヶ月後の9月18日(木)でした。

平成20年度弁理士試験インターネットによる受験願書請求について
弁理士試験受験案内 ~インターネットによる受験願書請求版~ <PDF 1,212KB>

たしか今ぐらいの時期だったはずと思って、昔のメールを探してみたら、ありました。
正確には、8月9日のメールでした。

何についてのメールかというと、弁理士試験に最終合格した年に受けたゼミ試験に関して、受験仲間としたやり取りです。

受験生の間でも知られているウワサかと思いますが、その年に最終合格した人でも、論文試験後に受験機関で実施されるゼミ試験で不合格になる人がいます。

私もその1人でした。

ある受験機関の人気ゼミは本試よりも難しいらしい、とは聞いていましたが、あっさり不合格になりました。
論文試験後には何処となく気が抜けたような心境にはなっていました。なので、そこを無理してゼミ試験対策に力を入れなかったことが影響したのかも知れません。
調子の波を本番にあわせた後の下り坂だったとか、単に実力不足だった、ということもあったのでしょう。

 

とはいえ、ゼミ試験を受けた最大の狙いは「やる気の火」を消さないという点にあったので、不合格はあまり気にしませんでした。
性格なのか、一旦停止すると、再発進に手間取る方なので、細々とでも試験対策を続けることを重視していました。

 

「やる気の火」を消さないという目的では、ゼミ試験を受けること以外に、7月中旬ぐらいから口述試験対策「もどき」を始めていたようです(記憶が曖昧なんですが)。
その時期に、「口述試験対策をやろう」と創英の受験仲間を誘っていた記録がありました。

「もどき」というのは、いま振り返っての感想で、最初の頃は気合いが入っていませんでした。
口述試験の再現集や問題集を持ち合いつつ、問題を出し合っていたのですが、はじめはまったくスムーズに答えられなかったこともあって、ダラダラとやってしまいました。

それでも、

  • 「最終合格するためには、口述対策はいずれ必要なことだから」
  • 「少しでも条文を忘れないように」
  • 「口述試験で要求される応対は、仕事に役立つ部分もあるはず」

と、思い込ませて細々と、そして、少しずつでもレベルを上げるように対策を続けていました。

 

このやり方がベストだったかというと、かなり疑問です。

しかし、何もしないままで論文試験の合格発表当日を迎えるよりは、ずっと良かったのかなと思っています。

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上の写真は、論文試験合格発表時に見た掲示板の一部です。

じつは、この掲示板についても、ちょっとしたエピソードが2つぐらいあるのですが、時期が来て、その気になったらブログに書くかも知れません。

 

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Georgia=ジョージア?

タイトルだけでピンと来た方は鋭いです。まずは、グルジアの話です。


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見ているテレビ・聴いているラジオの関係はありますが、このベイエリアでも、
グルジア紛争に関するニュースはオリンピックと同等に目立っている気がします。

このグルジア、英語表記では「Georgia」で、発音は「ジョージア」です。
つまり、英語ではアメリカのジョージア州と表記も発音も同じです。


大きな地図で見る

となると、

「グルジアのニュースをジョージア州のニュースと勘違いする人がいるのでは?」

と思って、
先日、オフィスのFさんに聞いてみたのですが・・・、

「そんな人はいません。文脈でわかります。」

と一蹴されてしまいました。

それは、そうですよね。
日本でも「こうちトレーニング」と言われたら、文脈から「高知でトレーニング」ではなく、「高地でトレーニング」だと思いますしね。

 

もっとも、ジョージアと言われると、商標的・弁理士試験的には、この話を真っ先に思い浮かべる人が多いかも知れません。

最高裁判決 昭和60(行ツ)68  ※リンク先はPDFファイルです。

いわゆる商標のジョージア事件です。

 

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事実は難問よりも奇なり

1週間後の今日、日本時間では論文式筆記試験 【必須科目】です。

直前答練や模試が終わって、結果に自信を持った人もいれば、不安を抱えたまま本番に臨む人もいるかと思います。

 

最終合格した年の今ごろを振り返ってみると、

「まったく自信がない訳ではない」

という感じでした。

もともと、短答試験よりは論文試験の方が得意だったこともあって、

「ベストが出せれば、受かるはず。」

と信じていました(正確には、信じるようにしていました)。

 

そうはいっても、「調子の波」のあわせ方を掴もうと、あえて高順位を狙った模試ではイマイチの順位でした。
また、難問・奇問にあたって失敗したこともありました。
そういったことを踏まえて、「最後に読むメモ」を作ったりもしました。

 

この時期、難問(特に、『問題のための問題』)にあたった時には、焦りもあって、

「なんで、この時期にこんな問題をやらなきゃいけないんだ。」

と毒づきそうになることもありました。

 
 

しかし、この仕事をしていると、
 

「事実は難問よりも奇なり」
  

と思うことにも遭遇します。
 

もっと言えば、

「こんなことありえるの?」

と思ってしまうような過去問や答練・模試の問題よりも、「何これ???」と思ってしまう複雑な事例に、(稀にですが)遭遇することがあります。

それ以外でも、「これは使わないでしょう」、と思っていた知識を利用する場面に遭遇することもあります。

恵まれているのか(?)、そういう事例に当たりやすい性質があるような気もしています・・・。

 

ところで、だいたいの場合、「難問よりも奇なる事実」が起こる背景には、

 ・過去の法令

 ・外国法

 ・人の思いがけない行動や必死さ

があるように思います。

どれも本試はもちろん、答練・模試でも聞かれないことです。

 

そんなとき、難問に取り組んだときの経験が生きているのかな、と思えることがあります。
難問を解こうと頭を働かせたことが、何らかの手がかりを見つけ出すための訓練や、複雑に絡まった状況を紐解くための訓練になっていたように思うのです。

 

また、本試では、たとえ難問でなくても、ちょっとした「落とし穴」や不得意な部分・理解不足な部分に嵌って、苦しんでしまうことがあるかも知れません。
そういう時にも、難問に当たった時の経験は、あきらめずに取り組む訓練になっていたように思います。

 

だからといって、これから本試までに難問を解くことはお勧めしません。
あくまでも、本試では、これまで難問に当たった時の経験を生かすというだけです。

ここまで来たら、難問や不得意な部分・理解不足な部分を心配するよりは、調子を整えつつ、これまでやってきたことを出し尽くすつもりで当日に臨むことが大事です。

 

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青本

べつに何かの予感があった訳でもないのですが、ときどき見ている弁理士試験関係のブログを久しぶりに見に行ったら、この本の改訂版が発行されることを知りました。

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これだけだと、何の本かもわからないと思いますが、正体はこれです。

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工業所有権法逐条解説。いわゆる青本です。

持ち運びやすくするため、受験生時代に自分で分冊化してました。
取り外した装丁といっしょに持ってきています。

 

発明協会のウェブサイトで確認したところ、今度の第17版はタイトルが少し変わって、

「工業所有権法(産業財産権法)逐条解説」
https://www2.books.jiii.or.jp/store/w_02.do?webCategory=1

になっています。

最近の呼び方を取り入れていて、「時の流れ」みたいなものを感じます。

 

ところで、この改訂版発行の話を知ったとき、

「こういう情報を知るのにタイムラグがあるのは、仕方ないか。」

と一瞬思ったのですが、2008年5月発行のようで、あまり時間は経っていないどころか、ほぼ最新情報だったようです。

 

とはいっても、運良く早めに知ったことは良かったとして、どうやって手に入れるか・・・。

とりあえず、オフィスには第16版発行以降の改正本がすべて揃っているので、焦って手に入れる必要はないのですが、ついつい気になってしまいます。

 

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Seize the day

こちらに来てからも読んでいるブログはいろいろあります。

なかには、ときどき読んでいたブログに関するショッキングなニュースもありましたが、
出張から戻って、1週間振りぐらいで、あるブログを読んでいたら、興味深い記事がありました。

生きる!|きらきら研修医。のブログ
http://ameblo.jp/oda-miffy/entry-10098702518.html

日本では18年前(そんなに前ですか・・・)に公開された「いまを生きる(Dead Poets Society)」という映画に関する記事です。

 

音楽は好きでコンサートには頻繁に行きますが、映画を見に映画館まで足を運ぶことは滅多にありません。
しかし、この「いまを生きる」は、そんな自分でも珍しく映画館まで見に行った映画です。

 

さて、リンク先のブログ記事では、劇中のセリフである

"Seize the day!"

を引用しつつ、ブログ筆者が医者になるまで、そして、医者になった後の話が書かれています。

弁理士にも共通するところがあると思いつつ、特に興味深く思えたのは、次の部分でした。

もちろん、医学部に受かろうと思ったら、勉強しなくちゃいけません。
でも、「我慢する」んじゃなくて、
しなきゃいけないその「勉強」を、いかにして楽しむか。
もしくは、勉強以外の楽しみを、どうやって見つけるか。

実現するのはなかなか難しいですが、共感できる考え方です。

 

自分の場合、受験生の頃に勉強以外の楽しみには、休日や弁理士試験講座が終わった後などに都内を散歩することがありました。
ときには、カメラを持って、こんな感じの写真を撮りに行ったこともありました。

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そして、弁理士試験の「勉強」を、いかにして楽しもうとしていたか?

 

正直なところ、受験生だった当時は意識したことがありませんでした。

 

しかし、今になって考えると、試験のために学ぶ知的財産権に関して、

「何か新しい発見がある。」

という部分が、試験勉強を続ける上での楽しみになっていたように思います。

 

このことを写真で例えるならば、

先日の記事で写真を紹介したブランデンブルク門を、時間を変えて昼間に見たら、

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また違う雰囲気だったり、

 

先に裏から見てしまって、いまひとつ面白みがないと思った連邦議会議事堂も、

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手間を惜しまずに表に回ってみたら、とてもきれいに見えたり、

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こういった感じのことは、弁理士試験に合格するまでは何度もありました。

しかし、「昨日までとは違う」ことを実感できるという意味で、苦痛というよりは、むしろ楽しめる部分というか、嬉しさを感じる部分だったように思えます。

 

"Seize the day!"

直訳すると「その日を手に入れろ」、映画では「いまを生きる」と訳されています。

 

論文試験に向けて対策を始める人も、

来年の試験に向けて、計画を立てる人も、

「いかに今を楽しむか」

ということを考えつつ、取り組んでみるのも良いかも知れません。

 

 

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調子の波

いろいろなことに「調子の波」があるのかな、と思うことがあります。

赴任してからでも、不自然なくらいにトラブルというか、不運というか、そういうことが続いて、調子が悪いのかなと思うことがあります。

最近だと、英語のリスニングにも「調子の波」があるような気がしています。
調子が悪いときには、なかなか英語が頭に入ってこないように思えるのです。

原因を探れば見つけることもできるのでしょうが、簡単には解決できない原因もあります。

例えば、
実力・知識が不十分なとき、
集中力が落ちているとき、
勘が働かないとき
などなど・・・。

そんな時には、ちょっと違うことをして「調子の波」を変えたくなります。

 

なぜ、こんなことを書きたくなったかというと、弁理士試験での注意事項が変わったことを知ったからです。

弁理士試験の受験票、届く。(oTTo(弁理士受験生)の記事)
http://blog.livedoor.jp/otto0110/archives/65007052.html

「試験時間中の喫煙及び飲食は禁止とします。ただし、短答式筆記試験においては、ふた付きのペットボトルに入った飲料1本(500ml程度)に限り飲むことができます。」

「試験中のトイレは原則禁止します。」

この2点、以前はなかったはずです。
もし、自分が今も受験生だったら、「さてどうする?」と思いそうです。

短答試験は試験時間3.5時間という長丁場です。
良くも悪くも、この長い試験時間に慣れてしまったおかげなのか、去年久しぶりに受けたTOEICの試験時間(2時間)が短いと思えたぐらいです。

 

これだけ長いと、試験時間中にも「調子の波」に襲われることがあります。
その対策で、答練や模試はもちろん、本試でもやっていたのが、試験中の『休憩』。
トイレに行くことで席を立ったのですが、本当の目的は一息入れることでした。
(答練や模試のときは、「ただ眠いから」とか、「花粉症の症状が辛いから」というのが理由の時もありましたが・・・。)

本試だと、緊張の影響もあってか、「『休憩』なしでも行けるかも知れない」という感覚はありましたが、「のめり込み過ぎになって、「調子の波」に飲まれてミスを誘発する」と思って、半分の30問を解き終わるまでに必ず一度は『休憩』を入れるようにしていました。

その『休憩』が原則禁止になるとしたら、どうするか。

 

参考までに、自分ならばの話ですが・・・、

「『原則』禁止だから・・・」と、『例外』を利用して席を立つこともできそうですが、実行に移すにはちょっと勇気が要ります。
休憩の代わりに、席に座ったままでストレッチとかをすることも考えられますが、周囲の受験生に迷惑をかけてしまうのではないかと、実行に移すには勇気に加えて、注意も要りそうです。

・・・となると、

新しく認められた「ペットボトルに入った飲料1本(500ml程度)」を利用して、「調子の波」の悪い方に飲み込まれずに、逆に飲み込んでしまおうという選択肢を選ぶのでしょうか。

そうなると、何のペットボトルを用意して、どのタイミングで飲むかが難しいですね。
「スペシャルドリンク」を考えたくもなりそうです。

まるで、マラソンランナーですね。

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最後に読むメモ

さらに思い出したことがあったので、また弁理士試験に関することを書いてみます。

もともとは論文試験向けの話ですが、短答試験にも使える部分はありそうなので、ご参考までにそのまま紹介します。

 

人によって試験開始前に読むもの・見るものは様々かと思いますが、最終合格した年、論文試験では、次のような全般的な心得や注意事項を書いたメモを用意していました。

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1.冷静に問題文を読んで、題意を把握する。

2.時間配分を考えつつ、答案のバランスや書きすぎに気をつける。

3.考えられる処置は、周辺事項も含めて検討する。ただし、実際に書くかどうかは別の話。
(例:直接侵害・均等論・間接侵害、自由技術の抗弁、先使用と先出願、各種拒絶理由、単一性・一意匠一出願、中用権)

4.題意に応じて処置・手続の記述を完結させる。中途半端な状態で終わりにしない。
(例:登録等の要否、手続・効果の明記)

5.「ホームラン」は狙わない。確実な「つなぎ」を心がける。

6.的確に事例を条文にあてはめる。
 a)要件・効果
 b)主体・客体・時期・手続・効果
 c)原則・しかし・そこで

7.最後まであきらめない。

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コンセプトは、

 「やってしまいがちなミス」、
 「焦ると忘れがちなポイント」

を素早く振り返ることができるように、
でした。

そして、イメージが残りやすいように、あえて「手書き」のメモにしました。

 

このやり方を、初めて試したのは中学生の頃の定期試験でした。
当時、そっそかしさが原因でつまらないミスをすることがよくあったので、その対策としてやり始めたことでした。
高校受験でも、大学受験でも似たような「最後に読むメモ」を用意した覚えがあります。

 

この「最後に読むメモ」とは別に、試験直前にチェックするつもりの条文・レジュメというのも決めていました。
たしか、これは短答・論文・口述のすべてで用意していました。
パラパラと条文やレジュメをチェックして、何かの拍子に余計な項目が気になって、直前になって焦らないようにという考えからでした。

よく考えると、この対策も、陥りがちなパターンを避けるために、やはり中学生ぐらいの頃からやっていたような気もします。

 

三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、試験でミスをする原因や失敗するパターンは、年を経ても変わらないということなのかも知れません。

ひいては、仕事も同じなのでしょうか・・・、
ちょっと考えてみたくなりました。

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いまの自分にできること

1つ前の記事でいろいろ思い出したので、もう少し弁理士試験のことを書いてみます。
今回は、短答試験直前の精神面ではなく、具体的にどういう対策をしていたかについて。

 

通学で受けた短答模試の結果は1回目だけでなく、「山籠り」後の2回目も散々でした。
その時点で、本試まで残り2週間。

一応は期待を持っても良いかも知れない・・・と思えたのは、次のことぐらい。

 ・過去問ならば、間違える枝の数が減り始めていた。
 ・別の受験機関の問題では、理解度は怪しいながらも、そこそこの結果もあった。
 ・散々な結果だった短答模試では、『ひねり』に嵌って間違えていることが目立つ。

この辺のことを根拠にして、厳しい状況とは思いつつも、

 『まだ終わっていない』

と悪あがきをしてもいいはずと、考えるようにはしていました。

 

そんな悪あがき的な対策としてやったことは、基本的に次の2つ。

 ・過去問だけを解く
 ・間違った枝/正解でも理解が怪しい枝に関連する条文を見直す

それも、「机にしっかり座って何時間」とかではなく、
  行き帰りの通勤電車の中、
  出勤前のコーヒーショップ、
  帰宅後の就寝前、
といった感じで、ちょっとした時間を使っていることが多かったような覚えがあります。

現状や周囲の意見を考慮しつつ、散々な結果だった短答模試や、たまには良い結果のあった答練の類は、あらためて見直すようなことはしませんでした。

 

そして、このやり方は「質」が良いものだと信じて、そのやり方に沿って「量」を無理がないと思う範囲でこなすべきと考えるようにしました。

・・・ということで、最後までイマイチ必死さの足りない受験生だったこともあって、「残り2週間で過去問を10年分ぐらい回して、条文も1条から見直す」なんて、気合が入った方針は、

 「自分の場合、そんなことをしたら、確実に体を壊す。」

と、ほぼ言い訳と変わらないような理由を付けて、即座に却下しました・・・。

実際にこなした量は、(あいまいですが)過去問5年分程度を2回もやっていなかった(やれていなかった?)と思います。

 

写真は、過去問を解くために使っていた「回答用紙」です。

P1010889w_

本来の用途は、家計簿だったりします。
枠の切られ方が、日付と回答を書き込んで繰り返し解くのに都合が良かったので、利用していました。
使わなかった分と一緒に、なぜかアメリカに持ってきてしまいました。

 

 

さて、本試。

終了後の手応えは決して良くなかったのですが、短答模試の悪い方の結果と比べると70%アップの点数。
(短答模試の結果が、いかに悪かったのか想像が付くと思います。)

受験4回目で、合格基準点に余裕を持ちつつ、初めて短答試験に合格しました。
(ちなみに、その前年は1点足らずで不合格。)

 

試験と言われる類のもので、「下馬評を裏切る」ようなことはあっても、「下馬評を上回る」ような結果になったことはなかったので、当時、自分でもかなり驚いた覚えがあります。

この結果をもっともらしく振り返れば、

 「いまの自分にできること」

を重視して、
それでダメなら仕方がない、と割り切っていたのが良かったのかも知れません。

こんな考え方の影響もあってか、試験当日に自信を持って臨むことはできなかったものの、気分だけは不思議なくらい落ち着いていました。

 

と、またもや精神面の話に戻ってしまいました・・・。

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残り3週間を切ってから

カレンダーを見ると、日本では明日3日からゴールデンウィークの後半らしいです(こちらでは、ゴールデンウィークは関係ないので)。

そして、弁理士受験生にも、同じように「ゴールデンウィークの後半らしい」と思っている人が少なくないかも知れません。
今年の短答試験は18日ということで、残り3週間を切っています。

最終合格した年、この時期にどんなことをして、どんなことを考えていたのか。
当時の記録(といっても、ネット上の日記)を見直してみました(すみませんが、その日記は非公開です・・・)。

 

全体として言えることは、

「自信なさそう」

です。

 

まず、どんなことをしていたかというと、

当日までのカウントダウンをしていました。
これは、3月ぐらいから始めていました。
それも、短答試験と論文試験の両方について。

こうすることで、「短答試験で終わりじゃない」という意識を持つようにしていました。

ただ、この時点で1回目が終わっていた短答模試の結果は、散々でした。
大学受験の模試で出てきそうな合格判定なら、たぶんCかDです。

当時、
「本試よりも『ひねり』が効いた問題が目立つ模試の結果は気にしない方が良い」
と言われつつも、
「今年も厳しいかなぁ」
という意識は持っていました。

また、模試の少し前に受けていた科目別の短答答練でも、それなりに準備していたはずの科目の結果が悪くて、ほとんど準備していない科目の結果がまあまあという、チグハグなことをやっていました。

そんな感じだったので、文章の至る所に自信がなさそうな考えが見えます。

 

ただ、良い意味で(?)、考えすぎないようにしている様子もあります。

  過去の答練~本試までの点数推移と比べて、ちょっと不自然に楽観的な予測を立てたり、
  カウントダウンといっしょに、試験とは全く関係ないことを書いたり、
 もう少し直前になると、
  (ウェブでサッカーの三浦知良のコメントを読んで、)「悪あがきをしよう」といった感じのことを書いたり、

といった感じで。

人によって最適なバランスは様々でしょうが、これが、当時の自分には上手いバランスのとり方だったのかなという気もします(後知恵かも知れませんが・・・)。

いずれにしても、当日に気分的な調子を上手く合わせていくことも重要だと思います。

 

さて、今日は、前回の記事と打って変わって、かわいくも何ともない写真です。
ゴールデンウィーク後半に職場の受験仲間で「山籠り」をしたときのものです。

こういう変わった形の建物で食事をとりつつ・・・、

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こういうものをチェックしたり、問題を解いたりしていました。

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慣れと課題

先日、家に帰って鍵を開けようとしたら、ドアノブに袋がかけられていました。
中身は、アパートの名前が入った封筒。
メールボックスではなく、部屋に直接持ってきたということは、何か急ぎの話ということでしょう。

いくつか思い当たることはあったのですが、開けてみるとヘッダーのすぐ下には、

"IMPORTANT REMINDER"

の大きな文字。

中身は、

「電気料金の請求が、(自分宛ではなく、)アパート宛に届いてしまった。とりあえず立て替えたから、払いに来てほしい。」

というもの。

いまのアパートに引越しする時に電気会社に手続きは取っていました。
電話で手続きをとったのですがオペレータの人の英語がよくわからず、オフィスのFさんに助けてもらったので、よく覚えています・・・。
なのに、未だに請求書が来ないのは不自然に感じていて、ちょうど問い合わせようと思っていたところでした。

 

赴任して2ヶ月経ちましたが、この手のトラブルにはだいぶ慣れてきました。
今回ぐらいのレベルなら、「やっぱりそうだったか。」ぐらいの気分です。
同僚のMさんも、前任者のKさんも、相手の会社側に原因があると思われる請求トラブル・手続きトラブルには、ちょくちょくあっています。

ただ、今回の出来事で、(良いか悪いかは別として、)トラブルに慣れてきたことを実感できたと同時に、課題もあらためて見えました。

「電話の英語は、まだ聞き取れない部分が多い。」

今回の場合、"IMPORTANT REMINDER"と書かれたレターとは別に留守番電話にメッセージがありました。
レターの方はそれほど苦労せずに内容を理解できたのですが、留守番電話の方は聞き取れない部分が目立ちました(先にレターを読んでいたにも関わらず・・・)。
もし、レターを読むよりも先に電話のメッセージを聞いていたら、不必要に慌てたかも知れません。

1つ前の記事で書いた、打合せでもそうでした。
打合せの日程を決めるため、先方から電話を受けたことがあったのですが、やっぱり聞き取りに苦労しました。
直接会って話す方が楽でした。

「電話での英会話」

これから英語力を伸ばす上での課題の1つです。
とはいえ、どうすれば、慣れるのでしょう・・・。

 

ところで、オフィスに近い所にある日本食のスーパーでこんなものが売られていました。

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以前に、「合格祈願商品」を紹介したことがありますが、まさかシリコンバレーのマウンテンビューで買えるとは予想外でした。

この「ウカール」で思い浮かんだのは、弁理士試験に合格した年の今頃の時期です。

たしか、短答試験向けの答練も回数が進んで、3時間半で60問を解くためのペース配分には慣れてきた頃でした。
その一方で、点数があまり伸びず、残された課題も山積みでした。

この後、短答模試も受けたのですが結果は最悪で、「今年もマズイかな」と内心思ったこともありました。
とはいえ、「まだ終わったわけじゃない」と考えるようにもしていました。

 

・・・ということは、

「電話での英会話」も同じ考え方で臨めば、実力も伸びるでしょうか・・・。

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縁起もの

センター試験間近という時節柄なのか、近所のスーパーで並んでいるのが目に留まったのでついつい買ってしまいました。

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左は、今では縁起ものお菓子の定番といえそうなキットカットです。
右は、なぜか冷凍の焼きおにぎり。写真にも写っていますが、「願いが実をむすびますように・・・」ということだそうです。

最近は、ほんとうにいろいろな縁起もの食品が出ているそうです。

日経トレンディネット
もう一つの受験戦争? 過熱する菓子メーカー『合格祈願商品』バトル

大学受験の時は縁起もの食品を食べるようなことはしなかったと記憶しています。
というより、当時は縁起ものを使って何かするというのが好きではありませんでした。

しかし、弁理士試験のときは2つほど縁起もの扱いしていた食べ物がありました。

1つは、写真にも写っているキットカット。
論文試験の時に、当時限定販売されていた「星に願いを」のバージョンを持って行きました。(リンク先のものは、実際に買ったものとは違うようです。)
ただ、これは縁起ものというよりは、実用面重視でした。
というのも、論文試験では、2科目の意匠法が終わるころにはだいぶ疲れてくるので、最後の商標法の前に糖分を補給しておこうと最初から予定していたからです。
(こう考えてみると、1つ前の記事で書いた「疲れた頭で論文答練」というのも、苦行というよりは疲れた状態でも結果を出すための良い訓練だった気がしてきました。)

そして、もう1つは、ネバネバした食べ物がいろいろ入っているばくだん丼
最終合格した年の短答試験の自己採点前、自信がない状況で「ネバリが出れば」とふと思いついて食べたのがきっかけです。
当然(?)、同じような結果を期待して、その後の論文と最終でも(試験前日ではなく)合格発表前日に食べました。

ちなみに、本当にばくだん丼の効果があったのかどうかは未だに不明です。(書くまでもありませんが・・・。)

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論文答練

年も明けて、弁理士試験の論文答練もそろそろ本格化する時期に入りました。

受験生だったころは、本番に近い雰囲気に慣れておきたいと考えて、仕事帰りに通学のコースに行っていました。
仕事帰りの答練ということで、頭も疲れていますし、時間も夕食時で正直なところお腹も空いてきます。

都合がつく限り、早めに会場に入って少し頭を休ませたりしてから受けるようにしていましたが、時にはギリギリで会場入りして集中できない状態で受けてしまうこともありました。

なので、万全なコンディションで受けた答練というのはほとんど記憶にありません。
帰りは帰りで、この時期は寒い中を疲れきった状態で駅まで歩いて帰った記憶の方がはっきり残っています。

こう書いてみると、ちょっとした苦行のようですが、今にして思えば、ときどきある良い結果や講評を糧にして、少しずつ自信を付けていったのもこの時期でした。

約10ヵ月後、最終合格発表の掲示板でうれしい結果を見るためには、これからが頑張り時なのだと思います。

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